March 2024  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

また観劇・・・

ハロルド・ピンターさんという方、ご存知ですか?
イギリスの劇作家で、05年ノーベル文学賞の受賞者だそうです。その方のお書きに
なった作品でした。
また北京人芸なんですが、《情人(原題:the lover>》っていうお芝居やってまして、
見てきました。
一組の夫婦がいて、奥さんには浮気相手がいるんですよ!
でもその浮気相手って言うのは、実は旦那さんが演じているという・・・。
つまりはお互いに演じあっているんです。
でもそれは台詞の中で次第に分かっていく事であって、最初は意味がよく分からない!
って思ってみてました。
暇な夫婦!って言ってしまうのは簡単だけど、でも夫婦関係が長く続いていると
刺激を求める気持ちが湧き上がり、他人に求めると浮気になっちゃうからお互い別の
人格を演じてみせるっていう発想もあるかも〜・・・と思いました。

最後の終わり方とかも結構好きだったんです。
話の結末をドドーンと見せ付けられる結末より、あ〜、これで続いてくんだなぁって
思わせる感じで。。。どっちが正しいとかいう事じゃないんです。
例えば“悪人は成敗すべし〜!”って言われちゃうと、この人にスポットが当たってる
のではなく“悪人”っていう事実が浮き上がってるだけな気がするんです。
でも、この“悪人”はなぜ“悪人”と呼ばれるようになったのかなぁって言うのを
考えさせてくれる余地があると、ちょっと違う事を思ったりできる・・・
そんな芝居が好きなもんで。。。

今日、新しいデジカメが届いてご機嫌でございます。
今までの写真は携帯カメラで撮った物が多かった(特に最近、やたら携帯カメラ派
だった・・・)けど、これからはもうちょっと綺麗な画像を!
あ〜、ただし何やら色んな機能があるようで研究しなきゃ。。。
それにメモリスティックもない・・・
もうちょっと綺麗な画像!は、もうちょっと待っててください。。。
↓これも携帯カメラにて。。。デジカメいらない?!?!
yes!




comments

わ!いつの間にやら沢山日記が更新されてる〜!

私も、
白黒はっきりしたエンディングより、
自分なりに色々思いを巡らせることの出来るエンディングが好きだったりします。(映画でもドラマでも歌でも漫画でも)

デジカメきゃわいい☆
こんなビビッドなカラーを選んじゃうところが
lilieさんっぽいですわ〜♪素敵!

  • まっぴ
  • 2007/02/17 12:18 AM

跟你拜年來啦!祝福你大吉大利,“豬”事順利;金銀滿堂,吉桃繞梁!有機會飄來踩一下!

  • kiki
  • 2007/02/17 8:23 AM

まっぴ

コメントが公開されてなかったです・・・ごめんなさい。
このあいだ秀子先生に会ったよ〜☆

kiki
快楽!快楽!快楽〜〜!!!

  • lilie
  • 2007/02/27 3:05 AM

50歳になって興味の対象が西欧から中国にシフトしたおじんです。20年前に北京を旅したときの苦労が強烈で北京には近寄らなかったのですが、ほかの中国の町が素晴らしかったので去年20年ぶりに北京を訪れました。とても旅行しやすくなり、人々もとてもフランクでうきうきしました。そのとき街角の看板で演劇の広告を見て人芸実験劇場で「満城全是金字塔」を見て、本当に驚きました。学生時代に小劇場に通いつめていた時夢の遊民社に出会った時の感動を思い出しました。私の語学力では台詞は一部しか聞き取れませんでしたが、演技を見ていると話の筋が大体分かるのは、映画より楽な感じでした。それに観客の反応で、何か受ける冗談をいったんだなということはヴィヴィッドに分かりますし楽しいです。観客は大学生っぽい人がほとんどでしたが、皆おしゃれでかっこよく観客ウォッチングも堪能しました。演劇以外も音楽、絵画など見所多く、北京はアジアでも有数の文化都市だと認識しました。そこで今年の黄金週は北京で4泊し4晩観劇することを目標に再訪しました。知り合いがいるわけでもないので、日中に足を使って情報を集め、券を買って夜再度見に行くというパターンでした。中央戯劇学院や国家話劇院にも歩いて行ってみました。観劇は人芸実験劇場、東方先鋒劇場、東城区や朝陽区の文化会館などでした。うーんちょっとと思うものもありましたが、どこも舞台と観客の距離が日本より近い感じで「好」という掛け声も覚えました。東京でもたくさんの演劇が上演されていますが、久しく見に行っていません。それは切符が取りにくくなって、気軽に見に行けなくなったことと、どうすれば皆に受けるかという意識が透けて見える芝居が多くなってきたように感じるからです。やはり自分たちはどういう芝居がやりたいのかが伝わって来る劇を見たいです。私にとっては北京は観劇パラダイスです。お土産に首都劇場でDVDも買いました。当面北京観劇ツアーにはまりそうです。そんな私に旅行中知ったスーパーシティー北京の松峰さんのブログは良き案内書になりそうです。ありがとうございます。

  • 観劇おじさん
  • 2009/05/11 12:58 AM

わざわざコメントを頂き、ありがとうございます。北京の小劇場をほとんど網羅されたようで驚きました。北京の演劇は随分変わって来たと思います、でもおもしろいです。スーパーシティの記事、見て頂いてありがとうございます!今年からはちょっと小説風になっています。ネットでも読めますので、よろしくお願いします。

  • lilie
  • 2009/05/12 3:11 PM
   

trackback

映画の感想

映画を見た感想を書いています。今後もどしどし記事を増やしていこうと思っています。コメント、トラハなど゙、応援よろしくお願いします。

  • 映画@DVDの旅
  • 2007/02/15 9:02 PM
pagetop