JUGEMテーマ:
演劇・舞台jugemのブログ用テンプレートはた〜くさんある。このテンプレートを使い始めてからかなり経つんで、変えようと度々思うのだけど、探しても今の以上のものは見つかりません。
明るくて可愛いのが好きなんだけど、甘すぎるのは駄目です。
何しろ使用する私がビター系なので(苦笑)。
この一週間ほど、天才と言われる域に達する方々に会う機会がありました。
”天才”って、お会いしたら分かっちゃいますね、その”天才”たる所以。
ひけらかす事なく、でもそのオーラはしっかりと感じ取れる、という感じ。
カッコいいです、悔しいけど。あはは。
文化部部長劉徳有先生には、今回二度目の訪問をさせて頂きました。
お洒落で、ユーモアがあって・・・(というと失礼かもしれないけど・・・)しかも長身で、笑顔が素敵で・・・本当に天が何物をもお与えになった方です。でもお若い頃は大変なご苦労をなさったと後からうかがいました。でも一切そんな様子はお見せにならない。。。私もこういう人にならないといけない!(到底無理ですが・・・)
また劉部長は日本語がお上手で、いや、お上手で・・・なんて言えないのです。普通の日本人なら日本語力は完全に敵わないだろうと思います。。。私たちももっと頑張らねば!
著作:<日本語と中国語><時は流れて−日中関係秘史五十年−>など
そしてそして。
吉岡忍先生。くぅ〜!素敵な方です!社会問題を扱ったノンフィクション作家と伺ったときは、お堅い方なのかなと不安も過ぎったのですが、全くの杞憂でした。知識の宝庫。カメラを片手にあちこちと歩き回る。他の人がお話に耳を傾ける時の険しい表情から、ふわっと柔らかい笑顔になる瞬間。そしてユーモラスな切り返しをなさる・・・というのが吉岡先生の印象。
著作:<墜落の夏−日航123便全記録><M/世界の、憂鬱な先端>など
雛静之先生。よくお会いすると先生のすごさよりも人間的な部分に興味を持ってしまうのですが、雛先生も絶対に天才だと思う。日本人の好むわびさびを解する中国人の一人。だからこそ、先生の作品に漂う美しい切なさに酔ってしまう。普段は本当に気さくな方で、話劇人社の訪問では、「自分はオペラを勉強して、将来はバックステージで女優と甘い言葉を交わしあい、ステージ上では観衆の大喝采を浴びるのが夢でした」と真顔で言ってのけるユーモアセンスの持ち主。それが実現せず、一人ペンを持ち紙に向かう毎日です・・・と仰る様子も魅力の一つ。今後日本語訳される作品が続々出ますから、皆さんも酔って下さい。
著作:<単騎、千里を走る><夜宴(オペラ脚本)><我愛桃花(演劇脚本)>など
莫言先生。初めてお会いしました。雛先生の作風とは全く違う莫言先生ですが、やはりこの年代の方々は秘めたエネルギーをお持ちだと感じます。莫言先生も他の先生方と同じようにユーモアのセンスがあって、お話すればするほどやめられなくなりました。天才同士の会話を通訳させて頂いて・・・緊張と興奮が入り混じった数日間でした。劉徳有先生のお言葉を借りると、「まさに莫言(いう事なし)!」でした〜!
著作:<紅いコーリャン><覇王別姫(演劇脚本)>等多数。
話劇人社伊藤理事長と菱沼事務局長のお供として訪問させていただいたのですが、長年の文化交流の成果をひしひしと受け止め、今後は私もこの交流を一歩でも前へ押し出さねばと思った次第です。
日本と中国、色々あります。でもね、こんなに美しい交流が続いているのも事実なのです。