松峰莉璃の中国の涙
松峰莉璃のオフィシャルブログ。
北京に来て11年。
エンターテイメント全般のプロデュースと俳優をしています。
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2014
02/28
Fri
28日!本番!
JUGEMテーマ:
演劇・舞台
昨日はスタッフが徹夜で舞台装置や家具等を搬入してくれました。今日は俳優さん達も集まっての最後のリハーサルです。疲れもピークですが、それよりも何よりも良い舞台になりそうな予感がっ...... 自分でも言うのも変ですが、私一人の力ではなく、本当に周りの人達がすっごく良いエネルギーを発してくれていて、お陰さまで良い舞台になる!って気がしちゃうのです。舞台は生もので、色んな人達がある一定の期間だけぎゅーーっと集まって作り上げるものなので、やっぱりどういう人とぎゅーーーっと集まれるかってのがとても大事な様です。今回は本当に助けられて、守られている感覚がすっごくあるんです。感謝です。
まずは完成形からっ!
パノラマだぞ〜!
お次は、これを作り始める第一ステップ。
昨夜、7時から照明、10時から舞台と大道具が搬入開始。今朝の5時までかかって組み立てが終わりました。PM2.5のせいで、まるで山水画のような天気が続いていた北京。昨日の夜から雨が振り、搬入が終わって外に出ると、空気が澄み切っていました。急いでマスクを外していい空気を吸いながら帰宅〜☆良い空気を吸い込んだお陰で眠気も吹っ飛びました。
こちらは今朝の798芸術区。見上げると雲一つない良い天気!!!そして外はそんなに寒くない!ラッキー、ラッキー☆
さすがデザイナー!打ち合わせではここに役者の控え室を作ろうと言っていて。でもあまり見た目が悪いとお客さんに見られてかっこう悪いよねーとか何とか言ってた私に、「何とかするよ」と言ったデザイナー。今朝到着したらすぐにこの重ねられた段ボールが目に飛び込んできました。この裏側が皆の荷物を置いたりしている場所に変身しました。やっぱりこういうのってセンスですよね、私、家の間取りとか全く出来ないので本当に毎回感心しちゃいます。
衣装をつけた役者さん。嬉しそうですね。
雲のオブジェ。これにライトが当たると素敵な影が出来るんです。皆であーでもないこーでもないと色々アイディアを出し合って作ったんで、出来上がりの姿とそれが作り出す影に感動しました。皆を送り出した後、照明の早川さんと二人で最初から照明の流れをチェック。たった数人で居残りしてたけど、そういう時間ってとっても大事だと思いました。リハーサルはまるでお祭り騒ぎ、役者さん達はテンション上がっちゃうし、取材はいっぱい入っているし。でも、そんなお祭りの後、そして疲れと眠さも伴いつつ、数人で劇場一つ独り占め。贅沢だなーと思っちゃいます。私、実は夢がお金持ちになったら劇場を作る事、だったんですよ、笑。実現できたらいいなぁ。
演出をさせて頂くようになってよく思う事は、リハーサルが終わったら、自分の出る幕はもうないって事なんですよね。元々、役者出身なので、演出家!って聞くと神様の様な印象を持ってしまうんですが、実際に演出をさせて頂く様になって思うのは、リハーサルが終わったら、後はまさに神のみぞ知る、もう自分は必要ないんですよねぇ、劇場には。役者もいるし、スタッフもいるし。本当に不思議。でもでも、神様に皆が上手く行く様に祈りつつ、深呼吸して劇場に行ってきます!
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松峰莉璃
2014
02/25
Tue
初演まであと3日!
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演劇・舞台
時間が経つのが早過ぎるなぁ...でも早く終わって欲しいっていう気持ちもするんだけど。複雑。ワクワクとドキドキで複雑。皆、一生懸命頑張ってくれているので、私もずっとエネルギーもらいっぱなしです。
招待状の表紙。大自然と家具、人間、生活の融合。
招待者達に送られたバッジ。観客達は全員このバッジをつけて入場してもらいます!
稽古の様子をちょこっと。手前の一匹と一人は自由にやってもらってます。笑
ね、動きがもう素人の動きじゃなくなってると思いませんか!!!!感動〜!
あたしは何をやってるんだか...
本当に何やってんだか...
皆が頑張ってくれてるから救われてます、こうやって写真を見ててもそう思います。あと3日で本番!!!!
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松峰莉璃
2014
02/23
Sun
舞台は今ブームなのか。
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演劇・舞台
頑張っていると良い事があるのか、それとも一種のブームなのか。
次の話をいくつか頂けるという、本当に有り難い事になってきました。
それも一つの会社じゃなくって、幾つも。
次はね、ミュージカルを頑張りたいんです。大型ミュージカルじゃなくって、小さい規模。
あぁ、考え出すとわくわくする。
一番ラッキーなのは、今の私には本当に良いパートナー達がいるから、アイディアを思いついて、
それをどうにかしてやりたいと我がまま言うと、どうにかやりましょ!と言ってくれる人達がいて。
今回は照明に助けられてます。ここで先にお礼を言います。早川さんがいなかったら色んな事が実現
不可能だった。予算が少なくって、って言った私に、「とりあえずやりたい事言ってみて下さい」って
言ってくれて、そして数日後には実現されている。諦めなくて良いってどれだけ有り難い事か。
本当に感謝、感謝、感謝。今日は稽古終わって、お家で一人泣きそうになってました。
だって、早川さんって中国の舞台やイベントのトップ照明家ですよ。
超すごい人や出来事を中国語で「牛!」って言うんですが、まさに「牛!」な人なんです。
言って良いのか分からないけど(言っちゃうけど)、Yohji Yamamotoの故宮でのファッションショーや
HERMESの北京でのショーを請け負ってた人ですよ。
「牛!」でしょ!!
あぁ、ありがとう。ほんとうにありがとう。
まだ感謝したい人は一杯居るのでまた次に。
無印良品で買ったパンダはワンコの物と決まりました。
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松峰莉璃
2014
02/21
Fri
舞台チケットのデザイン
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演劇・舞台
これがチケットです。椅子はバッジなんですよ〜、これ。観客はこれを胸元につけて入場してもらいます。観劇後はもちろんお土産に持って帰ってもらいます。
皆さん、写りたがらないんですよねぇ。っていうか、皆がちゃんと打ち合わせしている時に私一人写真とろ〜う!とか言ってたのが間違いだったようです。残すところ後8日、あっという間!でもなかなかいい感じなんで嬉しいです。
今日は別の打ち合わせの間、ワンコをこちらに預けてトリミングしてもらいました。近所に新しく出来たんですよ、日本人のトリマーさんがいらっしゃいました。Pettinaって可愛い名前ですね。実は随分昔に一号店にも行った事あったんですけど、ちょっと遠すぎて行きづらかったんです。最近、すぐ近所に出来ている事が分かり、もう既に二度もお世話になりました。明日、ワンコの写真でも撮ってみまーす。
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松峰莉璃
2014
02/19
Wed
舞台PR第二弾、座談会
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演劇・舞台
28日と3月1日へ向けて着々と準備を進めています。後は、音楽と照明が確定したらほとんどオッケーな感じにまで仕上がりました。あっという間だった〜、でも楽しい時間を過ごさせてもらっています。あとはラストスパートのみ!
この公演に先駆けて、1月某日に座談会が行われました。家具のデザイナーと、舞台の脚本を担当したメンバー、後は私。脚本家の奥さんがキッチンで料理を作って下さっているのを待ちながら、今回のイベントやお芝居について皆の思いを語り合いました。中国語オンリーなのですが、良かったらどうぞ。脚本家のお家の写真も素敵です!
http://site.douban.com/108586/widget/notes/15720120/note/331258735/
皆で餃子を作ろうという事になり、必死で生地を広げております。外国人の私ですが、中国生活が長いので餃子の皮から作れます。こちらのご家庭の味は、色んな具が豊富で、本当に美味しかったです!!奥さんは料理大好きらしく、昨日のブログでアップしたワンコとケーキの写真のケーキも奥さんの手作りなんです。心もお腹もいっぱい、素敵☆
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松峰莉璃
2014
02/18
Tue
舞台に向けたPRの内容!
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演劇・舞台
2月28日、3月1日に行われる舞台の為のPRが微博(weibo/ウェイボー)に掲載されていました。
中国語ですが、こんな感じ↓
松峰莉璃——生于日本福冈,中央戏剧学院03表演系研究生。出演多位导演作品:姜文《一步之遥》林兆华《梦的戏剧》孟京辉《琥珀》孔笙《钢铁年代》管虎《火线三兄弟》等。曾任2011年日本歌王SMAP/2011年北京演唱会中方制作。与张永和、卢力佳合作非常建筑服装品牌系列服装表演。在台前幕后自如跨界。
簡体字だと読みづらいでしょうか...。こうやって紹介してもらうと、色んな有名監督と一緒にお仕事させて頂いているんだなぁと改めて思いました。脚本の翻訳までいれると、ジョン•ウー監督とは二度もご縁があるし。この間の張永和さんと奥様は建築界の重鎮だし。北京生活十年を超え、政治的にもプライベートでも色んな目に遭いながら、悔しい事とか泣いちゃった事とかありましたけど、それでも沢山良い経験を積ませて頂いています。
舞台をやっていると、何だか解決しなきゃって思う事がスルスルっと解決出来ちゃう。こういう人が現れて欲しい!って思うと、何故かそういう人と出会える。ラッキー!!私はついてる!!って今回何度も思いました。これからも少しずつ前進出来たら良いなぁ。
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松峰莉璃
2014
02/17
Mon
稽古再開。
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演劇・舞台
皆、お正月が終わって帰ってきました。また稽古再開です。
脚本家さんの奥さんが手作りケーキを作ってくれました!!!めちゃ美味しい!!!!
この二人はとっても真面目。ずっと台詞合わせしてるですよ、すごいのは、二人とも本業が別にあって、どちらも
大成功しているって事。だから時間の使い方も上手なんですよね、きっと。稽古に来ている間に他の人の倍位の練習を
していて、終わったら本業へ戻って行くんです。子どもも育てながら、仕事もばっちりやって、そして自分たちの時間を
エンジョイ出来るっていいなぁって、素直に羨ましく思います。
こちらの二人は、このまま付き合っちゃえば良いのにって思っちゃう位仲が良くって。最初はどうなる事やらと不安が
大きかったんですが、どんどん上達していきました。やっぱりお互いに自分の心を開くのって大事ですね。コミュニケーション
上手な役者さんって演出やってても楽です、苦笑。
男同士で頑張っているグループ。全グループのラストを締めくくるので、頑張ってくれなきゃ困る!とプレッシャーを与えたら
ものすごい勢いで頑張ってくれています。こういう人達がいると全体が締まって有り難いです。
これ、私ですが...何やってるんだろう...?
3月1日昼の部と夜の部とあります。見に来てもいいよ、って方、こっそり連絡下さ〜い。
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松峰莉璃
2014
02/12
Wed
東莞ガンバレ!について。
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演劇・舞台
ずーーーっと休めていなかった頭がパンクしかけたので、この数日は敢えてダラダラする事にしました。いままでぼーっとしてても仕事の事ばかり考えていたので、やはり限界に来ていたようでした。
昨日は久しぶりに大量の食材を買い込んで料理してみたり。炒め物中心だと手早く作れるので、忙しい時は必ず中華になっちゃってました。あとはパスタも茹でた後スパイスを入れて炒めるのみ。美味しいんだけど、手抜きが続くと駄目ですね。
昨日は久しぶりにcouscousを作りました。大学院時代のルームメイトnanoが以前教えてくれた作り方を真似して。couscousって、ちょっとですっごく満腹感を味わえます。写真撮らなかったなぁ、反省。
昨日はダラダラとしてた事はしてたのですが、お昼頃に急に電話が入り、中国で今話題となっている広州付近の東莞という街で起こった事件について何か書いて欲しいと言われ、午後はずっと記事を書いてました。この街、いわゆる夜の街なのだそうです。風俗店がとんでもない数あるんだって。そこに警察が踏み込んで街の至る所にある風俗店を摘発、テレビ等で大々的に報道されました。だけどネット上では大反発。警察だって、それをいち早く報道した国営メディアだって、利用した事があるに決まってる!というのがその理由。挙げ句に中国版ツイッターのweiboでは「東莞ガンバレ!」とのスローガンが飛び交い、まるで地震などの大災害が起こったのかと勘違いしてしまう程でした。いや、きっとネット民たちは、自然災害と同じ位置づけで言ってたんだろうと思いますが。下の図はその街で働いていた方々が逃げ出した行き先とその距離を表す図だそうです。
きっとね、こういう事はいつの世でもあるんだろうと思います。それについて何か書いて、って言われたって何を書いていいやら分かりません。男性がお金を出すから悪いのか、女性が脱ぐから悪いのか、鶏が先か卵が先かを言い争っても仕方ないですよね。需要と供給が成り立ってしまったんでしょうし。それに、記事を書いてって言って来た人の意図もすぐに読み取れてしまったんです。要は日本のAV産業について書いて欲しいってことだったんだろうと思います。日本のこの特殊な産業については、日本人が想像する以上に中国の方々は詳しいです。中国国内では違法行為なので、はけ口を日本に求めたんでしょう。日本からいらっしゃる出演者も居ます。しかも驚く程人気です。まぁ、そんな中、私が何か書ける立場ではないのですよ、確かに被ってるキーワードは「日本」と「女優」ですけど。苦笑 ちなみに中国語で女優は「女演員」、これを誤って「女優」と書くとAV女優って意味で浸透しています。
こんなお題をどうするべきか。仕方ないので買い物に出かけ、ワンコのトリミングをしてもらいながらぼんやりと考えました。日本人って立場上、日本をあまり悪くも書きたくないし、でも中国の制度等を露骨に批判するときっともっと良くない。(変な話ですが、記事を書いてと言ってくれた人の職業や元いた職場等も考慮しました。)だったら、ドラマで使う手法を使うしか無いと思いつき、吉原遊郭について書く事に。現在の事を露骨に批評出来ない場合は時代を変えるというのがドラマを書く脚本家達の手段なのです。ところが、色々調べてたら、まぁ、吉原には不思議なルールがあったんですね。面白かったです。
つらつらとその不思議ルールを紹介しつつ(中国人にとっての不思議ルールです)、最後は同じ女性として、身の安全を守る事だけは忘れない様にしましょうと締めくくりました。治安とか、病気とか。辛いじゃないですか。
書き上がった原稿を送って、料理を開始。二時間程映画を流しながらの久しぶりの料理でした。こういうのも必要ですね。
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pekin diary
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松峰莉璃
2014
02/08
Sat
北京にも雪が降りましたよ。「太陽の少年」ロケ地にて
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演劇・舞台
雪が降ったから、友達と連れ立ってココに行ってみました。
北京市東城区張自忠路段祺瑞執政府跡地
ずっと前から中に入ってみたいと思ってたけど、なかなかチャンスがなく。というか、近くに住んでたからか、逆にわざわざ行ってみようと思ったりしなかった、ってのが本当のところでしょうか。
この写真見て、あれ?って思った人はかなりの中国映画通!ここは姜文監督の初監督作品「太陽の少年」のロケ地です!!!ここから夏雨が飛び降りましたね〜。
ここは古い建物だけど、どうやらまだ使ってる人がいるみたい。裏には同じ位古い住居があり、お年寄りや外国人が住んでいました。お年寄りはきっと昔ここの中で働いていた方達やその家族だと思います、昔は会社に入ると住居が配給されてたって言いますからね。そして外国人たちは借りて住んでいるんでしょうね、こんな雰囲気の所もうなかなかないですから。
鳥かごがぶら下がってるの見えますか〜??ここが宿舎楼のようです。
雪の空の下を鳥が飛んでました。
自転車もかなーーり古そうでした。
可愛い葉っぱに雪が沢山積もってましたよ。
Leicaでも写真を撮って。これは友人の古いLeicaです。ドイツに行った時にあるカメラマンから買い取ったものだそうです。これで写真を数枚撮ってもらいました。フィルムだから撮り終わるまで見れないけど、それも贅沢な楽しみですよね。
しかもこの敷地内にいい感じのカフェがありました。今度また行きたい!
ちょっと落ち込んでたりしたもんで、ここでいい気分転換出来ましたよ。穴場発見しました。
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pekin diary
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松峰莉璃
2014
02/04
Tue
ミュージカル<岳雲>
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演劇・舞台
劇団四季にいた俳優さんで趙宇が演出したミュージカル<岳雲>を見てきました。
本当にすごかった。これまで中国ではミュージカルって言うと、「そうなの?」って思わされる作品が多かったんです。ストーリーの間で俳優がいきなりマイクを取って一曲歌いあげ、終わるとマイクを置き、またストーリーに戻ったり、まぁ、とにかく歌は歌、芝居は芝居って感じで別れていたんです。それはミュージカルではない!とずっと思っていたんですが、ついに本物に出会いました。しかも中国人たちが本当に中国人だけで作り上げたミュージカル。ブロードウェイ作品をやったりするのとは違うんです。感動しました。私は中国ミュージカルの芽生えから見せて頂いているので、ついに誕生したんだ!って泣けてきました。しかも歴史劇です、リメイクなんですって、それをミュージカルにしちゃったってすごいです。
趙宇は劇団四季にずーーっと、うん、12年いたって言ってましたが、そこで学んだ事をこっちで演出家として開花させたと思います。歌、ダンス、アクションまで本当にすごく良かった。ちょっと元気になった。
ダンスもやっぱり一番素敵だったよ、キャッツ見てるみたいだった。軽いんだよね、足のさばきかたとか。
捕まってしまいました。
綺麗ですよ〜、子どもだけでなく、大人がはまって見てました。最後は大人が涙してました。
実はこの数日心境思わしくなく、胃が痛かったんです。こんなに心の痛さが体に出たのは久しぶり。思えば9月に日本に行って帰って来てから、仕事の事でかなりストレスを感じる事があったんです。2012年の反日デモからずっとこそこそとしてきた感じがあったのですが、去年秋から幾つか入った仕事をどれも頑張りたいと力を入れ過ぎていたかも知れません。つまりは9月末位からずっと休んでいなかった。休みの日と決めていても、頭の中ではストーリーとかずっと考えていたし、新しい挑戦が多かったので色んな事を考え続けてました。答えを早く求め過ぎました。
まぁ、そんな事で迷惑をかけてしまった人もいて。反省とショックから胃が痛くなりました。
親友の林紅曰く、私はaggressive-passiveという性格タイプに属するのだそうです。全部で四つあるタイプ(agg-agg/agg-pass/pass-agg/pass-pass)らしいですが、私のタイプ(ちなみに林紅も同じって言ってました)は、表面は強そうに見て、実は神経質、そしてできれば大きな決定は他人にしてもらいたい、他人が喜ぶ方が寧ろ自分だけが喜ぶより嬉しい、というタイプだそうです。アイヤ、まさにそうなんですけど!!です。
例えば、食事に行っても相手が好きなメニューを自分も食べる事の方が気が楽です。自分に合わせてもらうと緊張します。
そんな感じなので、慣れない事にぶつかると胃が痛くなるのです。
リラックスしましょう、と言ってみてもそれが一番難しいんだけどね、苦笑。
昨日は胃痛をこらえて久しぶりに走りました。6.6キロ。走っていると気持ちが楽になりますね、他の事考えられないから。
まぁ、きっと大丈夫です。
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pekin diary
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松峰莉璃
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