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達成感のあるもの

JUGEMテーマ:演劇・舞台

このペン、インクが無くなった!使い切りました。



私は0.5より0.7が好きです。このペンは、ある0.5好きの人が、間違って買ってしまったと言いながらポーンとよこしてくれたのです。この消せるペンが中国の友人達に、特に物書きの人達にどれだけウケるか知らない0.5好きさん。ありがとうございました。お陰でこの半年近く、行く先々でうらやましがられ、話題提供してくれました。
今日、ついにこの色を使い切りました。
この半年はいくつかの台本を書いていて、パソコンで書く前にやはりノートとペンが必要な私は、ペンがいかに重要かって事をつくづく感じました。
便利よね、日本のペン。安いし。
この消せるタイプのペンは日本からのお土産としても異常な興奮をもって迎えられますよ。

達成感を感じたのでその記念に。






 

陶器のコレクション

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親友の林紅から「今度鈴木食堂に行こう!九州から陶器を買いつけてきたんだって」っていうメッセージが。
うふふ、知ってる!
鈴木食堂は私が通った中央戯劇学院傍にある小さな小さな食堂で、日本から帰って来たというカップルが経営しています。出される食事は丼物とかカレーとか、まるで日本の食堂のような感じなんです。最近小石原焼の陶器が売られているんですよ。
私、実は陶器大好きです。これは完全に母の影響なんですが、毎年5月に釜開きが行われると家族連れ立って陶器市にも行っていたし、今年も実はいくつかゲットして帰って来ていたのです。


小石原焼がキュートな雰囲気になってました。


これは高取焼のコーヒーカップとおちょこ(左前)おちょこは新しい釜で焼き物を作る際に、一番最初に焼いたというものを頂いて来ました。底に”馬”という印が入ってます。縁起物ですね。

2012年3月頃に福岡で行われる陶器市では九州以外の陶器も買えるという事で萩焼と清水焼もゲットして帰って来ました。そうこう言ってると、鈴木食堂から連絡がアリ。笑
もっと写真送って欲しいと言われたので、いくつか新たな写真を撮ってみました。ここにも載せておきます。



萩焼。水玉がかわいくって、大きい物から小さい物まで5つ位購入。


清水焼、こちらは若いデザイナーさんの作品、カワイイ&使いやすい。中国人の友人達もみな気に入ってくれます。


有田の香蘭社。本当は深い青色のものが好きだけど、全部あげちゃいました。すごく評判が良いです。写真は赤のワイングラスです。

 

ずいぶん前だけどお友達にもらったおちょこです。宮崎のものかな。穴が空いているのでその穴を抑えてお酒を飲むんですが。要は飲み終わるまでおちょこを置けない、って事です。笑

 

これも同じ友人にもらったものです。これも置けないシリーズですね。お尻がとんがってます。笑

日本に帰りたくなった〜。







 

おばあちゃんの事

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昨日からまたおばあちゃんの事が色々と思い出されるんですが。
おばあちゃんって亡くなって暫く経つのに、なんだかずっと近くにいる気がします。去年の夏はいきなり夢に出て来ました。あまりにリアルな夢だったので慌ててエアチケット取って帰国しました。気付いたら亡くなって七年目でした。
芸事が好きだったみたいで。私が芝居をするのは反対だったんだけど、新人の頃、撮った写真を見せるとポーズが悪いとか目線が違うとか言われた記憶があります。おばあちゃんは台湾で生活していたそうです。アメリカは嫌いだったのかな。高校生の時ちょっとアメリカにホームステイに行くって言っただけで単独会議を開かれた事があります。


この写真。背景が戦闘機ってのが時代を感じます。どんな人生だったんだろう。私の記憶の中のおばあちゃんはもう本当におばあちゃんだったんだけど、この写真ではまだ娘さんって感じ。きっと今の私より若い。綺麗な顔してるな、こうやってみると妹ちゃんはおばあちゃんにも似てます。

ジョン•ウー監督の最新作を翻訳してて、当時の台湾に住む人達の事をすごくよく分かったのはおばあちゃんのお陰だと思います。翻訳しながら、助けられてるなぁって思ったし。おばあちゃん、やっぱり私がこういう仕事するの嬉しいんじゃないのかなぁ。






 

足裏のほくろって。

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ネイリストさんから「足の裏にほくろがある人は強運なんだよ」ってペディキュアしてもらってる時に言われました。実は右足裏にしっかりとほくろがあるんです。確か昔そんな話聞いた〜って答えたら、もっとラッキーになるように真っ赤のマニキュアにしよう〜!って。いつも同じ人にマニキュアお願いしてるんだけど、いつもいつも良い感じにしてもらえるんです。
ってことで今回も赤いマニキュア。

今日はランチミーティングと午後のミーティング。
映像関係の友人と仕事の話してきました。
出したアイディアがすっと受け入れてもらえるって単純に嬉しい。色んなアイディアを出しても、伝わらない人っているから、時としてすごく時間がかかるんだけど、最近友人達と仕事の話をすると完全に面白いと思ってくれるポイントが一緒なので楽。そして、いつも「アンタは中国人より中国の事分かってる」って言われます。
もー、しょーがないじゃん、何年ここにいると思ってんの?って答えつつ、そりゃそうだ、転けたりつまづいたりしながらもココまでやってきたんだもんなーって思いました。特に今日一緒にいた彼って、私が転けたりつまづいたりしてたところを見て来てくれたんで、感慨深い。
あいだ間に「ねぇ、アンタ韓国でエステ行った事ある?」とか、
「W杯に見に行った時、良い男いた?」「いたよ〜」って話になったりもしますが、基本仕事の話はふかーーくやります。
今日もまた一個すごく良い感じのアイディア出してきました。

その後の打ち合わせも面白かった。
もう5年以上も前に知り合った舞台のプロデューサーが、色んな巡り合わせで一緒になにかやらない?って誘ってもらいました。不思議です、本当に、不思議。
巡り合わせに驚く事ばかりなんですよ、最近。
足の裏のほくろのお陰かな。。。







 

現実逃避数日目

 
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やんなきゃならないって分かってるんだけど、現実逃避〜苦笑

今映画の脚本と舞台それぞれの脚本を書いています。
それとは別に舞台化が可能かどうかの相談を受けている内容が二つ、三つ...
短編の小説とかプロットとか頂いて読んでます。
感想:面白いんですが、此の地での舞台化は厳しいのではないかという...


昨日は林紅から誘ってもらって晩ご飯に。うん、呼ばれてすぐにワンコと家を飛び出してるあたり、完全に現実逃避💦
林紅はドイツに二週間、上海に4日間と忙しくしているので、最近全然会ってなかった。明後日からまた出張って言ってるし、会いに行かなきゃ。。。と理由は幾つでも見つかります。
約束の場所に行ってみると、ちょうどそこにもお一人舞台か映画に投資したいって方がいて。
ご自身でも色々とミュージカルの投資についてなど調べていらっしゃった様ですが。
うーーー。
この間もストレートプレイの制作をなさっている方から、うちは資金は困らないし儲けは気にせず純粋に芸術性だけを目指してやればいいからーーって言ってもらったんですが...
どんだけバブリーなんだっ!!って思っちゃって。お話だけ聞いて帰って来ました。
だって、一本の舞台を長く演じる為にはそれではいかんのではなかろうか、と思うんですよ。

思う事は沢山あり、毎回いろんな投資やプロデューサーという方に出会う度に考える事が更に増えている気がします。
でも考える事は嫌いじゃないので。
きっと今が一番吸収出来てる時期だろうって思ってるので。
しかも周りには日本と中国のすごい人達がいてくれて。(誰かは言えんけどね。)
いっぱい失敗もあるけど、こっからはすごく良い感じにいけるんじゃないかなぁって思えるんですよね。
この自信って、2003年に大学院に入る前に感じてたものとすごく似てるんです。
後になって考えると、あの時のあの自信ってなんだったんだろうって思うけど、SARSすら「終わると思います!じゃないと入学出来ないじゃないですか!」って言い放ってた時の勢いが、今また戻って来てるような気がするんです。

なんだろうね。

とは言え、逃避出来ない現実も頭の片隅には残っていて。
ドキドキしてるんですよ、本当は。書きたい時期がまだ来ない、でも書かねば〜という、この感覚。
私は夏休みの宿題は早めに終わらせたいタイプなので、この締め切り間近ってのは本当はメチャ怖いんです。
ところが、なんとも言えないまったりした気分になっちゃって。
あぁ、罪悪感の中に至福の瞬間さえ感じるようになってきましたよ。

そんな至福の瞬間がコレ↓



お花たちに水を上げる事です。(ああ、やっぱり段々おかしくなってきてる、私)


そこにワンコが横たわっていたりしたらもうたまらない幸せを感じます。

窓辺にはコーヒーの木、花が咲かないハイビスカス、ミントなどなど、沢山います。

今友達が遊びに来るって言ってくれたら、きっと料理とかして待ってると思う。
あぁ、現実逃避。
外は良い天気〜。


















 

作家さんがオペラを歌う夜

まさかの雛静之さんのお宅へお邪魔して来ました。
数年前にも何度か伺った事があるんですが、今日は久しぶりにお食事に呼んで頂きました。
雛静之さんと言えば、「レッド•クリフ」の原作、「単騎千里を走る」脚本、最近では「グランド•マスター」が中国では大ヒットしました。そしてもう一方、中国を代表する脚本家の劉恒さんとも久しぶりの再開。こちらはチャン•イーモウ監督作品「秋菊の物語」の脚本、「集結号」脚本などをなさった方。
どちらも普通お目にかかれない方々です。
お二人はとても歌がお好きで、特に雛静之さんはオペラの練習もなさっているので、ご自宅に大きなピアノがあり、伴奏付きで一晩中歌って下さいました。
しかも伴奏なさったのは中央歌劇院の院長黄小蔓さん。この方は、2001年にイタリア三大オペラ歌手を招待して故宮でコンサートを成功させたというすごい方。最近購入なさったというアコーディオンで雛さんの歌の伴奏をなさっていました。周りのオーダーに「うん、オッケー」とかるーく答え、サラリと弾き始めるお姿がとても素敵でした。どんな曲でも覚えていらっしゃる事にびっくり。今日一日で40曲は演奏なさいましたよ〜。
それにしてもアコーディオンってロシアの音楽とすごく合うんですね、何だかノスタルジックな雰囲気に包まれました。




雛静之さんは、最近舞台の脚本集を出版。小劇場作品からオペラまでが一冊にまとめられています。一冊頂いて来たので今年の夏休み課題とします。笑 勉強するぞ〜。


 
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デザイナーさん達と。

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非常建築にお邪魔してきましたよ。
ケーキ持って行ったら、張永和さんが「ちょうど甘い物が食べたかったんだよ!!」って目をウルウルさせて喜んでくれました。タイミングが合うのってこっちも嬉しいですね。

ご夫婦で建築デザインをなさってるんですが、空いた時間で洋服のデザインをなさってます。張永和さんがメンズ、奥様はレディーズ。レディースの新作を見せてもらいました。春夏と違って白と黒を基調としたデザインで、すっきりとしているけどデザイン性がすごくあるというとても素敵なシリーズでした。「個性的」って言葉が最近じゃあまり良い意味で使われないようになってきた感のある中国ファッション界で、こういうCHICな個性って素敵だと思う。
建築とか細かい設計を長年やってるからこそ取り組めるデザイン、って感じ。
私はチャイナドレスからヒントを得たというワンピースとスカートを連れて帰る事に決定しました。もう、最高に素敵なワンピースなんです。中はグレーで、このグレーの面を表にして着てもよいという、なんとも驚きのデザイン。
あとスカートは、全体の半分に大きなギャザーが、残りの半分はまっすぐのままっていうデザインのスカート。
こちらは民国時代の女学生(中学生のセーラー服をイメージしてもらえればオッケーです)が着ていたようなスカートですが、これもまた可愛らしい。ボタンだけでサイズを変える事が出来たりして。色んなパターンで着れる服大好き。



これも同じくチャイナドレスからインスピレーションを得たというワンピース。オールド上海ってのが今回のテーマだそうです。冬に2014春夏のショーを演出させて頂いたのですが、打ち合わせの時、何となくデザイナーお二人のイメージで持っていったジャズをすごく気に入って下さって、それから秋冬もこのイメージで行こうという話になったと伺いました。嬉しい!



服を頂いてからそのまま短編映画のミーティングだったのですが、1時間程時間があったので、噂の上座に立ち寄って来ました。元々レストランだったよね〜?と思いながら中に入ると、素敵な家具達がいっぱいいました。日本から持って来たという家具達は、素敵な舞台俳優さんのようにすくっと立っていて、そのたたずまいに感動しました。
大きな展示場なので色々見ていると、横で説明をしてくれていた男性が「テレビに出てた人でしょ?」って。はい、そうです。って言うと、「日本人の役やってたけど、やっぱり日本の物が好きなんですね。」と... 
よくある事ですが、日本人の役がとても上手い中国人俳優だと思われる事が多々あります。それに対する返答はまちまちですが、今回は「どーも、ありがとう」とだけ言っておきました。
なぜなら、自分の事をお話しするより家具が見たかった〜という。。。笑

途中で写真を撮っているお客さんがいらしたので確認すると、「写真オッケーですよ」って。
早く教えて欲しかった!って事でいくつか撮らせてもらいました。
原研哉さんの椅子がすごかったです。(写真撮る前に見ちゃったので写真なしです)
三宅一生さんのライトもまるで動き出しそうな感じ。素敵でした。



こちらがそのライトです。


倉庫を改造したお店の雰囲気とも合ってますよね。素敵な美術館にいるような気分でした。


このソファーと椅子の感じも良いです。

場所は北京市東城区東四十条です。さっそく張永和さんやグラフィックデザイナーの劉治治に情報を送りました。今度は皆で一緒に行こうって話になってます。笑




 
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