松峰莉璃のオフィシャルブログ。
北京に来て11年。
エンターテイメント全般のプロデュースと俳優をしています。
去年一年近くかけて書いた子供向けミュージカル"フリーダとマンダリン"が8月9日から北京の国家大劇院、天津の天津大劇院、上海の上海大劇院で上演されます。中国の舞台人にとっては聖地の様な国家大劇院で自分の書いた作品が上演されるだけでも嬉しい事なんですが、あれよあれよという間に天津、上海の大劇院での巡演も決定しました… 私が一番驚いてます(笑)
外国人の書いたオリジナル作品が半国営の劇場で上演されるのは奇跡に近いとプロデューサーから聞きました。彼女の言葉の強さから、きっと計り知れない苦労があったんだろうなぁと… ありがたい事です。
インタビュー記事です、中国語ですが…(笑)
今はまた新たな波にもまれています。すごい辛い事もあるけど、自分で選んだから、もうちょっと頑張ります。きっと終わる頃には全部が笑い話になるし、成長できているような気がしてます。
インタビューのはこちら
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寅年生まれのある監督さんが教えてくれました。
この歳になると、鏡を見ることの意義が変わる。
自分の頭に必要のない塵が積もってしまっていないかを確認するために鏡を見るんだよ、と。
ちょうど、私はこれまで生きてきて、この世界を生き抜くためにいやらしい技を身につけてしまったり、本当の自分を隠すために偽ったりしているんじゃないかと思った時だったものだから。
出来る振りとか、分かった振りとか、いつの間にかしてるんじゃないのかなぁと。
辛いなぁと思うこととか、出来ないことに悔しい思いをすることとかあるけど、その時にこういう言葉が聞けるって、私はとってもラッキー。
いま、女優業を少し横において、違うことやってます。
違う角度から自分を見ておきたかったし、出来る事ばかりだと思いたくなかったし。
お陰で日々槍が降ってくるようにいろんな事が起こります。
でも、違う角度から俳優さんを見ていられる事はきっと役に立つと思った。
ある俳優さんの事。
すごく頭の回転が早く、ちっとも浮ついておらず、出来る事と出来ない事がはっきりと分かっている方でした。
おっしゃっている事は間違っているかもしれない、でもその方が言うと、あってる様な気がしてしまう。
自信なんだろうな。
浮つかない姿勢が格好良かった。
浮つかないで生きて行くのって大変だろうけど、いいなぁと思う俳優さんは大抵落ち着いている。
何かを達観した様な視線でこちらを見る。
見透かされている様な気分になる。
私、まだまだです。
でもでも、こんなに色々な事を感じられるなんてラッキー。